第二新卒資格取得記

第二新卒で転職を決意し、転職しました。しかし、交際している方から「将来性がない」と振られてしまったので資格を取りまくる、そんなブログです。

普通免許AT限定解除しました

普通免許を取得してから早3年。
MT車なんて乗る機会はないだろう、とAT限定で免許を取得したのですが、転職に伴いMT免許が必要に。いわゆる「AT限定解除」を受けたので、この体験談を記しておきます。

 

AT限定解除はほかの免許と同じく、試験場での「一発試験」と教習所への通学の2通りの方法があります。自費で教習所へ通う場合、おおむね5~8万円の費用が掛かってきますが、今回はありがたいことに、会社負担で教習を受けることができました。

0日目 受付

さっそく教習所の受付へと出向き、書類を書いてハンコを押します。そして写真を撮影し視力の検査。
教習はわずか4回のみ。未知の操作方法に果たして慣れることができるんでしょうか。しかも、路上に出ることはなく、すべて所内コースの走行です。いきなり路上を走れと言われるよりは良いですが、公道での感覚をつかめないままMT車を公道で操れるようになるというのは不安です。。。

 

1日目 適性検査

教習が始まる前に、まずは適性検査です。性格の診断みたいなものが出ます。

この結果が悪かったからと言って特段何かされるわけではないですが、ピリっとした空気に思わず緊張してしまいます。

「時々雑になることがあるので運転には十分気を付けましょう」との講評をいただきました。身に沁みます。

 

2日目 教習①+教習②

そして乗車する日がやってきました。事前に渡された教本でMT車の操作について予習しておきます。教習所のお作法、前方の確認と後方の確認をしっかり行って運転席に乗車。
・・・3つペダルがあるのはなんだか慣れません。ブレーキの感覚でクラッチを踏むと、一番奥まで踏み切れず中々エンジンがかからない。かかとを床につけず踏むのが正しいようです。
AT車に慣れていると、クリープ現象がないのが新鮮。また、クラッチが切れていればどんなにエンジンを踏み込んでも車が動かないのも面白い。ホントにAT車とは別物ですね。

コースをぐるぐると回っているうちにあっという間2時限が経過。教習も折り返し地点です。

 

3日目 教習③+教習効果の確認(みきわめ)

しばらく日が空き、すっかりMT車の感覚も忘れ去ってしまっていました。
しかし、坂道発進方向変換、そしてS字にクランクとやることは盛り沢山です。
坂道発進はやたらアクセルを踏み込んでエンジンを回し、そーっとクラッチを繋げることでクリア。

ただ、方向変換やS字、クランクでの低速走行がなかなか難しい。足をバタバタさせながらなんとかみきわめ良好のハンコをいただきました。

 

4日目 卒検

いよいよ卒業の日です。ちょっといかつ目の教官のもと、検定開始。

さっそくハンドブレーキを一番下まで解除しきれておらず、注意されます。

そして踏切手前でエンスト、S字でもエンスト。極めつけは坂道発進でまたハンドブレーキが下がりきっておらず、ぼろぼろの帰還でした。

合格発表を待つ間も、次いつ卒検の予約が取れるかな、、、会社になんて言おうかな、、、とずっと考えていましたが、

結果は合格!無事にストレートで卒業し、卒業証明書を発行してもらい帰宅しました。

 

免許書き換え

免許の書き換えは平日しかやっていませんので、平日に休みをいただいて府中試験場へ。

受付右奥の「住所変更等」の窓口で、裏側に印字してもらいます。

僕は普通二種免許を所持しているので、「普通車の旅客車はAT車に限る」というややこしい表記が印字されました。

ともあれ、これで公道をMT車で運転できます!めちゃくちゃ怖いので、これから練習を重ねていこうと思います。

 

 

まとめると、AT限定解除は思ったよりもお手軽に行うことができます。
しかし、まあまあ費用も掛かりますし、免許上はMT車を運転できても実際に運転できるかは微妙なレベルのまま公道に放り出されますので、まだ普通免許を取得していない方で将来仕事でMT車を運転するかもしれない方はMT免許で教習所に入校することを強くお勧めします・・・・